花王は和歌山に新設したエコテクノロジーリサーチセンターにおいて、環境関係分野の研究者などを対象に、第１回の”花王いっしょにecoフォーラム”を11月４日に開催する。
　基調講演は東京大学名誉教授の安井至氏が「未来とエコイノベーションを見る視点」の演題で行う。
　招待講演として「シカを減らし、マグロを増やし、サンマを食べるための生態学」（横浜国立大学教授松田裕之氏）、「ecoバイオケミカルプロセスの可能性」（大阪府立大学教授荻野博康氏）、「社会変革のデザイン」（東京造形大学教授益田文和氏）の３題が行われる。
　花王が今年の６月和歌山工場内に開設したエコテクノロジーリサーチセンターは、研究施設と同時に環境情報を発信するという役割を担っており、今回のセミナーはその一環として企画されたもの。
　参加費は無料で、申し込み期間は9月1日から10月14日まで、花王”いっしょにeco”サイトより申し込める。