日本製粉は11月26日、東京・新宿区の新宿ファーストウエストにおいて「第５回アマニセミナー『健康な身体と栄養』～女性の健康に役立つ栄養摂取～」を開催した。
　第一部では、大宮レディスクリニック院長の出居貞義氏が、女性の加齢による妊孕性の低下とたん白質やビタミン類、鉄などとの関係性を示し、現代の女性にこれらの栄養素が大幅に足りていない実態を明らかにした。
　第二部では料理家で管理栄養士の小山浩子氏が登壇した。アマニはn-3系の必須脂肪酸を豊富に含み炎症を抑制するとして推奨し、アマニ油やアマニ粒のレシピを紹介した。
　第三部では、日本製粉の中央研究所機能性素材チームの福光聡氏がアマニの栄養成分や北米における盛んなアマニ消費実態を明らかにした。2013年のカナダにおけるアマニ市場は、約8,700万カナダドル（約85億円）となり、14年にはカナダの政府健康省が、アマニ粉末摂取によって血中コレステロールの低減効果があるという健康強調表示を世界で初めて許可した。
　第四部では、日本製粉のアマニプロジェクトと同社の豊富な商品ラインナップが紹介された。