日本最大のオリーブ油の総合イベント「OLIVE JAPAN2013」（主催：日本オリーブオイルソムリエ協会、４月26～27日、東京・世田谷の二子玉川ライズ）の開催に当たり、記者発表会が4月9日、都内のホテルで開催された。
冒頭、多田俊哉実行委員長（日本オリーブオイルソムリエ協会代表理事）は、「このイベントを開催する最大の理由の一つは、オリーブオイルの市場がまだまだ成長途上、発展途上であること。普通の消費者が品質の良いオリーブオイルを見分ける十分な情報が提供されていないのが現状である。OLIVE JAPANの大きなイベントの一つに、国際オリーブオイルコンテストがあり、コンテストの開催を通して、消費者がオリーブオイルを見分ける手助けになって欲しい」などと挨拶した。
　2回目となる今回は、昨年同様に国際オリーブオイルコンテストとマルシェ、ステージイベントのほか、オリーブサミット国際シンポジウム、トレードセミナーも初めて開催される。
　27日に開催されるオリーブサミットでは、基調講演として作家・ジャーナリストのトム・ミューラー氏が「エキストラバージンの嘘と真実」と題した講演のほか、世界各地の主要生産地の動向や品質規格をテーマとした９つのプログラム（講演）を予定している（有料）。
　トレードセミナーでは、イタリア、ギリシャ、アルゼンチンなどの海外生産者によるセミナーやオリーブ油の販売促進講座を行う。
　国際オリーブオイルコンテストは、世界22カ国から263品がエントリー（4月8日現在）している。世界9カ国の審査員が3日間をかけて審査を行い、４月27日に表彰式を開催する。