• 展示会

「ifia/HFE JAPAN2013」が開催

 食品化学新聞社主催による「ifia/HFE JAPAN2013」(第18回国際食品素材/添加物展・会議および第11回ヘルスフードエキスポ)が5月15~17日、東京ビッグサイトで開催された。今年は、国内外の企業や団体など約350社が出展し、前年(3万2,346名)並の3万2,022名の来場者を記録した。
 油脂業界および関連業界では、J‐オイルミルズ、築野食品工業、辻製油、理研ビタミンなどが出展し、各社が注力する商品に来場者は高い関心を示した。
 J‐オイルミルズは、難消化性でん粉「アミロファイバー‐SH」を中心に展示した。アミロファイバーは、食物繊維と同じような健康機能、味・風味が良好、通常のコーンスターチと同様に小麦粉との併用が容易、などの特徴がある。
 築野食品工業は、フィチン酸を中心に紹介した。PH調整には、通常クエン酸やリンゴ酸が使われるが、風味の面で課題があった。フィチン酸を利用することで、あまり酸味を出さずにPHを調整できる。同社によると、味の差別化からフィチン酸の需要が年々と伸びているという。