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メディケアフーズ展に過去最高の1万3,000人来場

 国内唯一の高齢者食と介護食の専門展示会「メディケアフーズ展2015」(主催:UBMメディア)が1月28~29日、東京ビッグサイトで開催した。会期の2日間で過去最高となる合計1万3,554人(前年は1万2,518名)が来場し、盛況裏に幕を閉じた。
 油脂関連では、日清オイリオグループ、J‐オイルミルズ、昭和産業、太田油脂、日本水産などが出展し、独自の機能性商品を通して活発な提案を行った。
 日清オイリオグループは、中鎖脂肪酸(MCT)関連商品を中心に紹介した。中鎖脂肪酸は、病院介護食では長年にわたって利用されており、近年はアルツハイマー病改善効果が注目されている。会場のブースでは、量販店からの引き合いが急増している「日清MCTオイル」および「MCTパウダー」や「エネプリン」など、充実したMCT商品群を紹介した。
 J‐オイルミルズは、DSMニュートリションジャパンと共同で出展し、シニア層のロコモティブシンドローム対策として、ビタミンDとビタミンKを同時に摂取する提案を行った。シニア層では、寝たきりや要介護対策の一環として、運動する人が増加している。そこで、骨や筋肉への作用で注目を集めているビタミンDとビタミンKのプレミックス(試作品)を紹介した。