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第49回スーパーマーケット・トレードショー2015 8万4,000人超の来場で賑わう

 (一社)新日本スーパーマーケット協会が主催する「第49回スーパーマーケット・トレードショー2015」が2月10~12日、東京ビッグサイトで開催された。今回のメインテーマは「“創”ニッポン」、サブテーマに「豊かな地域社会づくりのために」を掲げ、出展各社が流通業界に最新情報を発信した。3日間合計8万4,614名の来場者で賑わった。
 昭和産業は、「作って楽しい、食べて楽しい 笑顔広がる おうちごはん」をテーマに、同社グループの総合力を結集し、内食・中食の活性化に向けた提案を行った。家庭用商品の「おいしく焼ける魔法のお好み焼粉」、15年春の新商品「鶴橋風月お好み焼き粉」、リニューアルを図った「オレインリッチ」を中心としたメニュー提案やデモンストレーションなどを行った。
 竹本油脂は、ゴマ油(とネギ、ショウガ)を“ちょいがけ”する釜玉うどんのアレンジメニュー「かまたま胡麻油がけ」や、太香胡麻油で揚げた唐揚げを試食提案した。
 九鬼産業は、バラエティ豊かなゴマ油や食品ゴマをPRした。調味料選手権2014で入賞した「生でかけて味わうごま油」や、15年に発売した「かける濃厚白ごまペースト」「かける香ばし黒ごまペースト」が人気を集めた。
 こだわり商品コーナーに出展した岩井の胡麻油は、「酢+砂糖+醤油+練りゴマ(白)のバンバンジーソース、ゴマドレッシング」や、「ポン酢+練りゴマ(白)のしゃぶしゃぶのタレ」、「醤油+酒+練りゴマ(白)にタイやマグロを漬けて、高級茶漬けに」といったゴマ油や練りゴマのメニュー、用途提案に力を入れていた。
 三重県パビリオンに出展した辻製油の子会社うれし野ラボは、フレーバーオイルや「辻さん家のとける唐辛子」などの新感覚調味料シリーズを紹介した。フレーバーオイルは今年1月27日より、家庭用として「バジル」「唐辛子とにんにく」「4種のきのこ」「ポルチーニ茸」の4品を発売した。
 日本製粉は、2015年春夏家庭用グロサリー新商品として発売した「オーマイ PLUS」シリーズを軸に提案を行った。シリーズ第1弾として、α-リノレン酸を豊富に含むアマニ油を使用したドレッシングマヨネーズ、和風のポタージュを発売している。
 また、こだわりの輸入商品コーナーでは、オリーブオイルや話題のココナッツオイル、αリノレン酸系油脂などが注目を集めていた。