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「2015モバックショウ」が盛大に開催

 
 「2015モバックショウ」(第24回国際製パン製菓関連産業展)が2月18~21日、幕張メッセで開催された。
 同展示会は、製パン製菓産業に必要な機械・設備・器具、原材料、資材等を一堂に集めるビジネスショウで、今回は、286社・団体が出展し、来場者は3万5,331名(4万1,559名)を記録した。
 油脂関連メーカーでは、昭和産業、竹本油脂、九鬼産業、ADEKA、月島食品工業子会社の東京フードなどが出展し、製パン、洋菓子業界の課題解決に注力製品をアピールした。
 昭和産業は、「SHOWAグループ力の結集 穀物が創りだすパン・スイーツのご提案」をテーマとして、こだわりを追求した各種小麦粉、世界のスイーツ・機能性をテーマとした各種プレミックス、食用油などを紹介した。食用油関連では、「エクストラバージンオリーブオイル(フィオレンツァ)」、「プレミックスオイル」などを展示した。
 ADEKAは、海外事業の加工油脂事業の取り組みを中心に紹介した。中国の艾迪科食品 (常熟) 有限公司、シンガポールのADEKA (SINGAPORE) PTE.LTD.に加えて、昨年にマレーシアのADEKA FOODS (ASIA) SDN.BHD.の工場が稼働した。ADEKA FOODS (ASIA) は、ハラル認証を取得し、東南アジア全域に向けて、マーガリン・ショートニングなど加工油脂を製造する拠点となる。