暮らしの包装商品展2017開催
posted on : 2017.11.15
日本包装技術協会は、10月19~20日、東京・丸の内のKITTE1Fアトリウムにおいて「暮らしの包装商品展2017」を開催し、合計9,543名が来場した。全9社・団体が出展した。
ライオンは、ハンドソープ「キレイキレイ」を中心に展示した。同品は昨年より抗菌ポンプヘッドを採用しており、消費者から寄せられていた“誰が触ったかわからない”などの心配を取り除く安心の設計をアピールした。また、子どもが手洗いを楽しめる工夫として、泡が花びらの形で出てくるポンプヘッドの試供品や、絵を描いて貼れば世界に1つだけのオリジナルボトルを作ることのできるお絵かきシールなどを紹介した。ブースには巨大なポンプボトルを用意し来場者を楽しませた。
雪印メグミルクは、①おいしさを作る包装、②使いやすい包装、③持続可能な包装の3つの柱で同社の製品を幅広く紹介した。中でも目玉商品となったのが、今年9月にパッケージ改良した「6Pチーズ」。従来品はセロテープで箱の蓋が留められていたが、改良品では、つまみやすく開けやすい開封シールに変更した。またマーガリンでは、持続可能な包装の観点から樹脂使用量を減らす取り組みを継続しており、「ネオソフト」に導入した新容器では、従来品より23%樹脂量を削減したことをアピールした。