「ダイエット&ビューティフェア2020」を開催
posted on : 2020.10.22
「ダイエット&ビューティフェア2020」(主催:インフォーマ・マーケッツ・ジャパン)は9月15~17日、東京ビッグサイト青梅展示棟で開催した。
同展示会は、化粧品をはじめとするコスメ・美容機器やサプリメント等を扱うインナービューティ業界等、美容・健康業界のプロが集まるビジネスの展示会で、19回目の開催となる。
今年は、252社・団体(前回実績365社・団体)が出展し、3日間で1万2,805人(前年比66.7%)が来場した。
油脂関連では、築野食品工業、横浜油脂工業などが出展し、特長を追求したこだわりの製品を美容・健康業界に向けてアピールした。
和歌山県ブースに出展した築野食品工業は、コメ油や米糠由来の原料を活用した「inaho」ブランドの化粧品を出品した。「inaho」ブランドは、米糠由来の整肌成分であるイノシトールやコメ胚芽油を配合したスキンケア製品。自社の通販サイトや大手生活雑貨専門店などで販売を行っている。来場者にクレンジングオイルのサンプリングを行い、PRを行った。あわせて、コメ油についても、製菓製パン専用の「P&Bオイル」のほか、「山椒香味油」を展示した。「山椒香味油」は、飲食店の引き合いが多くなっており、家庭用のみならず業務用での展開が進んでいる。
横浜油脂工業は、化粧品向けにエミューオイルを中心に紹介した。豪州では、民間療法として傷や焼けどなどの治療に活用されている。エミューオイルの特長は①人間の皮脂成分に近い②オイルでありながらべたつかず肌になじむ──などが挙げられる。アスリートの疲労回復にも活用されている。