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味の素が2014年秋季新製品試食説明会を開催

 味の素は、7月10日、東京・港区の品川プリンスホテルにおいて、2014年秋季新製品試食説明会を開催した。
 初めに、同社取締役常務執行役員で食品事業本部長の品田英明氏が、国内食品事業レビューと2014年秋季新製品の説明を行った。
 2014年秋季新製品については、“お客様の多様化するニーズに、驚きと感動を”をキーワードに掲げ、その中心に同社独自の技術と素材があると説明した。
 「香味ペースト」は2012年度に全国発売し、13年度には18億円と大きな販売実績を作っている。今秋、既存の「塩」と「辛口」の2品種に加え「醤油」を新発売する。3品種それぞれの特徴を生かしたメニュー訴求で幅広い用途に対応していく構えだ。
 首都圏限定から全国発売となった「トスサラ」は、ある量販店企業の販売金額を見ると、ドレッシングカテゴリー全体を押し上げる商品としてドレッシング売り場全体に寄与している。現在女優の菅野美穂さんを起用した新TVCMを作成中で、コミュニケーション強化を図る。
 「鍋キューブ」は、2012年度に発売以来参入2年目にしてカテゴリー4位まで上昇し、食数換算ではトップを獲得する大ヒット商品となった。新製品「おいしい豆乳鍋」の発売により、ブランドのさらなる認知拡大でトップシェアを狙う。
 併せて開催された試食体験会には、J-オイルミルズも出展し、「ちょっとdeちょうどいい」フレーバーオイルシリーズを展示した。この度同シリーズは、家庭で“シェフの技”(乳化)が簡単に実現できる機能を付与し、“手軽においしく”という消費者ニーズに応えた製品へとリニューアルした。また、レッドペパーは、風味づけの際に組み合わせの多いガーリックを加えた、よりおいしいフレーバー「オリーブ&ガーリック レッドペパー フレーバーオイル」として新発売した。