マリンフードは７月12日、東京・赤坂の赤坂ガーデンシティで、新商品「ヴィーガンシリーズ」の発表会・プレス向け試食会を開催した。
　「ヴィーガンシリーズ」は、動物性原料を一切使用していないだけでなく、27品目のアレルゲン原料を一切使用せず、ヴィーガン（乳や卵も含めた完全菜食主義者）にもアレルギーの人にも対応した日本初のシュレッドとスプレッド。両製品は、８月25日から、全国のスーパー、ドラッグストア、オンラインストア等で発売する。
　記者会見の中で、吉村厚美常務取締役は、「燻製バター」など特徴的な商品の開発やハラル認証、輸出などの取り組みを説明した上で、「今後、当社は、どんな商品を発売していくのか。消費者動向調査によると、健康志向がどの年代でも食を選ぶ一番のポイントとなっている。欧米では、普通のメニュー、ベジタリアン向けのメニュー、ヴィーガン向けのメニューがあり、消費者にとって選択肢が多い。当社でもＢtoＣとして、ヘルシーなチーズやマーガリンを作って啓蒙して、一般の方に買ってもらいたい。また、飲食店でもヘルシーなメニューを提供してもらうため、問屋ルートを通じてこうした食材を提供していきたい」と語った。