雪印メグミルクが新商品で新しい価値の提案
posted on : 2017.02.10
雪印メグミルクは1月26日、東京・早稲田のリーガロイヤルホテル東京において「平成29年春季新商品発表会」を開催した。
同社では、多様化するライフスタイルに応える食の提案として、今季の新商品では「新しい価値軸の提案」、「ロングセラーのブラッシュアップ」を重点テーマに掲げている。例えば、ロングセラーのブラッシュアップとしては、発売55年を迎えた「雪印コーヒー」商品群の展開強化を進める。
平成29年春季は、キーメッセージを「『みんなの好き』をミルクでカタチに!」として、乳食品3品、市乳43品、業務製品2品28品、合計48品(うち新商品28品)を発売する。
マーガリン類では、「雪印コーヒーソフト」を新発売する。マーガリン類の購入者は、40~60代が77%と多く、20~30代の購入者は23%と少ない状況にある。需要底上げのためには若年層の需要活性化が課題となっており、乳飲料で人気の高い「雪印コーヒー」ブランドを活用したスプレッドの投入により、若年層の取り込みを図る。甘味系スプレッドの購入層は、20~30代で29%と支持されている。
商品特長は①香ばしいミルク感と甘くまろやかなミルク感のある「雪印コーヒー」風味のパンスプレッド②「雪印コーヒー」風味が色々なパンで手軽に楽しめる──などが挙げられる。「雪印コーヒー」と同じキー成分を配合するとともに、油分と相性の良い成分を使用し、こだわりの風味を実現した。容量は140gで、希望小売価格は230円。発売日は3月1日。