オリザ油化が「花椒オイル」を本格提案
posted on : 2020.04.20
オリザ油化は、ドライマウスや口臭改善向けの機能性食品素材として「花椒オイル」を本格的に提案する。
花椒は、ミカン科サンショウ属の植物で、果皮には特有の辛味と風味があり、健胃、消炎、駆虫、発汗などの作用があるため中国では伝承的に利用されている。最近では、日本国内でも麻婆豆腐など中華料理における“痺れるような辛さ”の調味料としても人気を集めている。
花椒の果皮には、さまざまな成分が含まれているが、その中の一つである、ヒドロキシ‐α‐サンショオールについては、ドライマウスに効果がある可能性が示唆されている。そこで、同社は、花椒果皮から抽出した油を開発し、昨年10月に上市した。ドライマウス改善、口臭改善などオーラルケア向け素材として紹介していく。