（財）油脂工業会館主催による平成23年度油脂優秀論文入賞者の表彰式が２月21日、東京・大手町の経団連会館で開催された。
　表彰者は次のとおり。
＜第55回油脂技術論文部門＞
△最優秀賞＝「オレイン酸誘導体非イオン系界面活性剤処理がスギ雄花の褐変に及ぼす影響」東京農業大学小塩海平、日油㈱柴山俊朗、椎野太二朗
△優秀賞＝「腸溶ラクトフェリンの内臓脂肪低減効果とその作用機序に関する検討」ライオン㈱小野知二、鈴木則行、森下聡
△優秀賞＝「乳化用マイクロミキサーの設計と化粧品用既存工業プラントへの適用」花王㈱松山一雄、峯浩二、京都大学前一廣
＜第43回油脂産業論文部門＞
△優秀賞＝「生物多様性に貢献する油脂産業　未利用バイオマスのカスケード利用による食糧油脂及びマテリアル変換産業の創出」花王㈱熊本吉晃
△優秀賞＝「生物多様性に貢献する油脂産業　多様なバイオマス利用に基づく炭素循環型社会へ」㈱ADEKA林智彦
△優勝賞＝「生物多様性に貢献する油脂産業　塩生植物を用いた新しい油脂生産システムの構築」ミヨシ油脂㈱大島裕之
△審査員特別賞＝「生物多様性に貢献する油脂産業　昆虫（ゴキブリ）を生物資源に活用した保全策の提案」花王㈱長谷川義博