「トルコ料理フェスタ 2013」オープニングレセプションが開催
posted on : 2013.05.17
駐日トルコ共和国大使館・文化広報参事官室、トルコ航空、トルコ共和国大使館文化部「エヌス・エムレ トルコ文化センター」は共同で5月17日から6月30日の間、東京・港区のロイヤルパーク汐留タワーにおいて「トルコ料理フェスタ 2013」を開催する。同フェスタは、世界3大料理と称されるトルコ料理の魅力を日本へ紹介し、一層の理解を深めていくことを目的としており、メゼと呼ばれる前菜や肉料理、海の幸をふんだんに使ったメニューなど多肢にわたる本場のトルコ料理が堪能できる。それに先立ち5月16日、同会場にてオープニングレセプションが開催された。
レセプションに先駆けて、食生活ジャーナリストの山本謙治氏により「日本人がもっと識るべき トルコの素晴らしい料理文化」と題した講演会が行われた。同氏は「日本ではトルコ料理に対する正しい知識が根付いているとはいえない。トルコには“ガストロノミー”という本格的で洗練された料理文化が存在し、日本にも多種多様なトルコ料理の奥深さを知ってもらいたい」と話し、トルコの料理文化について説明した。
レセプションではトルコ共和国大使館広報参事官のアイシェギュル・アトマジャ氏、トルコ航空東京支社のジェム ハサン アルミデル氏が日本へのトルコ文化普及への思いを述べたほか、トルコから招かれたヒディブ離宮エグゼクティブシェフのネジャット・チャハダル氏、「Turkish Cooks Association」で理事・事務局長を兼任し、今回のフェスタを監修しているイスマイル・アイ氏らによる本場のトルコ料理が振る舞われた。また、来日中のオスマン軍楽隊による演奏も披露された。
会場にはトルコ有名メーカーの食品が展示され、トルコ産オリーブ油・ヒマワリ油なども紹介された。わが国におけるオリーブ油人気は止まることを知らず、オリーブ油をふんだんに使った本格トルコ料理の普及も大いに期待できる。