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e-お菓子ねっとが実務者研修会を開催

 全国菓子卸商業組合連合会と全日本菓子協会が共同で設立したe-お菓子ねっと製販代表会議が運営する「e-お菓子ねっと」の全国システム実務者研修会が11月6日、東京・港区の第一ホテル東京で開催された。
 開会挨拶を行った永井延幸代表(江崎グリコ)は、「食品メーカーを取り巻く環境は厳しく、今、偽装や誤表示を含めて食品表示の一元化問題、それからTPP絡みも詰めにきており、大きな変化がある。ただ、非競争分野であるこうしたシステムの問題あるいは品質保証の問題、環境の問題等は卸とメーカーそれぞれがお互いに情報交換をしながら良いものにしていく必要がある。メーカーとして良い商品を作り、付加価値をお客様に提供し、卸とメーカーが一緒に売場を作っていくという世界は当然だが、事業のサポート役という部分については、是非お互い様々な部分を共有化していきたい」と語った。
 研修会でははじめに農水省・食品産業環境対策室長の長野麻子氏が「食品ロス削減に向けた取り組みと今後の展望」をテーマに基調講演を行い、続いてe-お菓子ねっと全般、鮮度管理・納品期限、販促金EDIなどについてテーマ別意見交換会を実施した。