日本オリーブオイルソムリエ協会は４月25～27日、東京の二子玉川ライズおよびコートヤードマリオット銀座東武ホテルで開催した。
　「OLIVE JAPAN」は、今年で３回目を迎える日本最大級のオリーブ油のイベント。今年は「国際オリーブオイルコンテスト」、「オリーブマルシェ」、「ステージイベント」、「国際オリーブシンポジウム」、「オリーブオイルソムリエコンクール」という５つの企画が行われた。なお、今年のオリーブアンバサダーは、前年と同じく、モデルの道端カレンさんが務めた。
　26日は、冒頭にオリーブオアンバサダーの道端カレンさんのトークショーに続いて、「国際オリーブオイルコンテスト」と「オリーブオイルソムリエコンクール」の表彰式が行われた。
　「国際オリーブオイルコンテスト」には、世界22ヵ国400品がエントリーし、10ヵ国18名の審査員・パネルリーダーによる厳正な審査を経て、栄えある最優秀賞には14品、金賞150品、銀賞92品が選ばれた。最優勝賞には、スペイン産が８品、豪州産が４品、イタリア産が２品受賞した。
　世界初となる「オリーブオイルソムリエコンクール」は、コンテストの審査員と同じ条件でオイルを鑑定し、ソムリエとしての品質を見極める技能の正確性を競った。１位には渡邉美喜子さん、２位にＪ‐オイルミルズの水野勢枝世さん、３位に菊地智子さんとレミオロメンの神宮司治さんが選ばれた。
　午後からは、気軽に参加できる、ステージイベントが行われ、その中でＪ‐オイルミルズは「オリーブオイルセミナー」を開いた。
　セミナーでは、オリーブオイルマスターソムリエの水野勢枝世さんがオリーブ油の基本的な知識などを紹介した。スペイン、イタリアなど主要国の産地や品種の説明のほか、４つの風味の異なるオリーブ油のティスティングの実演も行った。