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日本マーガリン工業会が「マーガリンの日」PR

 日本マーガリン工業会は、今年から10月24日を「マーガリンの日」と制定し、家庭用PR委員会を中心にPR活動を活発に進めている。その一環として、7月23日に同工業会で記者会見を開催した。
 会見には、家庭用PR委員から三井基史委員長(明治・加工食品営業本部食品営業部マーケティング1G長)、雪印メグミルク・乳食品事業部の内田宏己部長、J‐オイルミルズ・マーガリン事業部家庭用マーガリン営業部の橋立勝行部長、事務局から植田勉専務理事が出席した。
 会見の中で、三井委員長は「なぜマーガリンの日かというと、チーズは需要が伸びており、バターは品不足などの話題が業界を盛り上げている。一方で、マーガリンは良いニュースが少なく、油脂価格の上昇やトランス脂肪酸の報道など逆風が続いており、良いニュースを業界から提供したいという思いがあった。マーガリンの価値は、美味しさ、機能に加えて、パンだけでなく、料理、ケーキなどに使える用途の広さがある。もう一度、原点に立ち返って、マーガリンの価値をお客様に理解を頂いて購買につなげ、業界を盛り上げていきたい」と記念日制定の背景を説明した。
 マーガリンの日のPRの取り組みについて、三井委員長は「この活動を様々な面から展開していきたい。一つは、市販マーガリン類の各社主要品のパッケージにイメージキャラクターの『マーガリン君』およびマーガリンの日の広告を印刷し、店頭で展開していく。同時に店頭販促物も使い、流通の協力の下、売場でマーガリンの日を広めていく活動を行う。時期は9月から11月頭までを考えている。二つめは、新たに作成したパンフレットで、マーガリンの栄養素やメニューレシピを分かりやすく伝えていきたい。三つめは、工業会のホームページ上で消費者プレゼントキャンペーンを展開していく」と説明した。