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東京油問屋市場が第116回起業祭を挙行

 東京油問屋市場は3月25日、東京・中央区のロイヤルパークホテルにおいて第116回起業祭を挙行した。第1部の式典・立会いでは、宇田川公喜理事長が、前身団体である江戸仲間寄合所の開所以来の足跡を回顧し、輝く356年の歴史を振り返るなど、高らかに式辞を朗読した。続いて3月後半の建値立会いを行い、全品同事とした。第2部の講演会では、防衛大学校名誉教授で、東京国際大学国際戦略研究所の村井友秀教授が「日本をめぐる安全保障」をテーマに講演した。
 その後、第3部の懇親パーティが開かれ、宇田川理事長が開演挨拶を行い、「油価については少し残念な方向にあるが、油の油種によって凄くおいしい旨みがあり、特に最近では健康面、機能的な面で油が再認識されているところもある。今後とも油を大切に117年目にかけて販売していきたい」と述べた。その後、日本植物油協会の楳田純和会長の挨拶に続いて、全国油脂販売業者連合会の金田雅律理事長が乾杯の音頭で懇親の宴に入り、東京油問屋市場の金田康男副理事長が恒例の油〆を行い散会となった。