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全国油脂事業協同組合連合会が通常総会を開催

 全国油脂事業協同組合連合会は5月17日、東京・浅草の浅草ビューホテルで「平成24年度通常総会」を開催した。
 当日は、平成23年度事業報告・収支決算、24年度事業計画・収支予算などを審議し、全会一致で承認した。
 冒頭、水野泰幸会長が挨拶に立ち「平成12年に農林水産大臣の認可により、当連合会が設立され、お陰様で12回目の通常総会を迎えることができた。油脂業界を取り巻く状況は、UCオイルの収集運搬コストが上昇する中で、回収量が減少し、企業の経営が厳しい状況にあり、解決すべき課題が山積している。当業界の取り巻く状況の変化に対して、機敏に対応するとともに回収・リサイクルされた油脂の8割強が飼料用油脂として配合飼料に使用されている実態を踏まえ、飼料用油脂の安全性確保に万全を期していきたい。UCオイルのリサイクルシステムが永続的に確立し、日本の環境循環型社会に貢献できるようよう最大限に努力する。皆様方の一層のご理解・ご支援をお願いしたい」と述べた。