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理研農産化工第1四半期業績は微増収減益に

 理研農産化工は7月26日、平成25年度3月期第1四半期連結業績を発表した。
 当期の連結業績は、売上高64億4,500万円(前年比100.9%)、営業利益1,600万円(同7.3%)、経常利益3,600万円(同14.8%)、四半期純利益2,200万円(同15.6%)で微増収減益となった。主な要因には、油脂原料高の中、製品価格の是正が不十分だったことを挙げている。販売数量については、油脂は前年比114.9%と増加した一方、製粉は同90.6%に減少した。
 製粉事業については、業務用小麦粉、家庭用小麦粉、プレミックス粉の出荷量はともに低調だったが、コスト管理の徹底など収益確保に努め、コストに見合った販売価格を実現したことから増益となった。一方、油脂事業については、原料高騰等のコスト増加にともない、家庭用・業務用油脂ともに製品価格の是正に取り組んだが、コストに見合った適正価格までには至らず大幅減益となった。東京支店および大阪営業所については、順調に販売数量が伸びてきており、今後は価格是正の取り組みを継続する考えだ。
 また、肥料事業については、農業を取り巻く環境が厳しく、販売数量も低調で推移している。