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ifia JAPAN 2013/HFE JAPAN 2013が5月15~17日に開催

 来たる5月15日から17日の3日間、東京ビックサイトにおいて「ifia JAPAN 2013(第18回国際素材/添加物展・会議)」、「HFE JAPAN 2013(第11回ヘルスフードエキスポ)」が開催される。それに先駆けて、同展を主催する食品化学新聞社は2月20日、東京都千代田区の日本教育会館で記者発表会を行い、開催概要について説明した。
 はじめに食品化学新聞社の川添辰幸社長が冒頭挨拶を行い、近況について「食品に対する関心は様々な業界からあり、近年では医療などの業界からも多くの来場者が来る」と説明した。また、同展示会の特徴について「“「製品力」食といつまでも~おいしい、楽しい、大好き~”を共通の基本テーマに掲げ、食品の開発・製造および食品の健康機能に関わる最新情報の発信を行っていく」と話した。
 同会では、展示会の概要と注目ポイントについて説明し、その中でいくつかの新たな試みについて紹介された。まず、2011年から設けている来場者の投票と選考委員の推薦により決定される「ifia/HFEアワード」に「製品力賞」を追加する。出展企業が満を持して展示する一押し製品は食品産業のトレンドを映す鏡であり、同賞はそういった未来につながる“製品力”を応援する。
さらに、ifiaの主要なテーマとして“食の安全・科学ゾーン”と“味の提案&スープトライアル”を発表した。スープトライアルはおいしさ測定機能による評価と試食を組み合わせた新しい企画である。
 一方HFTの今年のテーマは「おいしさと健康と色」、「元気+リラックス=楽しい!」であり、食を彩る色に焦点を当て、目で感じるおいしさや色素成分中の機能性に迫り、最新の潮流の紹介を行っていく。また新企画として、“機能性おやつ”の促進を目的とした「機能性おやつパビリオン」が設営され、栄養士・管理栄養士、大学・研究機関、流通が一体となって機能性おやつの開発・普及を行う“機能性おやつプロジェクト”を紹介する。
 本年度、ifiaとHFEを合わせた2月20日時点での出展希望者は277社・607小間と、すでに昨年の610小間に迫る勢いであり、昨年を超える開催規模が予想される。最終的には400社・650小間の規模が予想され、3万4,000名の来場者を見込んでいる。