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油糧輸出入協議会が総会を開催
 新理事長に三菱商事の京谷裕氏が就任

 油糧輸出入協議会は5月23日、東京・千代田区の帝国ホテルにおいて第62回通常総会を開催した。日本の平成24年の油糧・油脂輸入量は646万8,270トン(前年比0.3%増)であった。また、今期は役員の改選期にあたり、理事長に三菱商事農水産本部長の京谷裕氏(理事長代行:同社油脂部長の吉住直樹氏)が就任した。
 総会後の懇親会において京谷理事長は「今後の経済動向については、依然として予断を許さないものの、昨年までとは一転してデフレ経済からの脱却という明るい兆しが出ている。食料に目を向けると、世界の食料需要拡大の流れはとどまることなく続き、浸透している。こうした環境下にあって、食料の安定供給を確保するために、当協議会会員が果たすべき役割・責務はますます重要になっている。引き続き食の安全を確保することが社会的要請と考え、関係省庁の方々の指導を受け、業界発展のために協力していきたい」と挨拶した。